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IAEA:リビアから2.5トンの天然ウランが行方不明に

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【本文】

 国連原子力機関(IAEA)は12日、リビアで約2.5トンの天然ウランが行方不明になったと発表した。

 国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は、同機関の加盟国に対し、検査官が火曜日にリビアでの保管場所で、濃縮ウラン鉱石の入ったドラム缶10本を「以前に申告した場所に存在しない」ことがわかったと述べた。

 IAEAは、「核物質が持ち出された経緯と現在の場所を明らかにするため」、さらなる活動を行うと声明で述べ、その場所についての詳細は明らかにしなかった。

 リビアは2003年、長く支配していた元独裁者ムーメル・カダフィのもとでの核兵器開発計画を放棄した。

 2011年にカダフィが倒れて以来、北アフリカのリビアは政治危機に陥っており、無数の民兵が外国勢力に支えられた反対同盟を形成している。

 首都トリポリの西側には名目上の暫定政権が、東側には軍事的強者ハリファ・ハフタールが支援する政権が存在し、分裂状態が続いている。

 

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