サウジアラビアとイラン、習近平の仲介で関係修復を発表

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　サウジアラビア外務省は3カ国共同声明を発表し、サウジアラビアとイランの関係修復の詳細を明らかにした。この取引は、中国の第3期国家主席である習近平が仲介したものである。

　声明には、イランのAli Shamkhani、サウジアラビアのMusaad bin Mohammed Al-Aiban、中国共産党のWang Yiが署名している。

　両国は長年ライバル関係にあり、2016年以降は国交がない。両者はイエメン内戦で対立していた。

　この協定は北京で仲介され、3人の署名者全員が顔を合わせた。今後2ヶ月の間に大使の交換が行われ、大使館の再開も予定されている。

　一方、米ホワイトハウスの報道官はロイター通信に、緊張緩和に向けた取り組みを歓迎するとの意向を表明する半面、さらに情報を精査するとして慎重な姿勢も示した。

サウジとイランは外相会談も行う方針。互いに主権を尊重し、内政に干渉しないことでも合意した。