人口減の中国、シングルマザーの出産障壁も減少

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【要約】

THE WALL STREET JOURNALの報道によると

 共産党は婚外子の出産について以前と比べて寛容な姿勢を見せるようになった。政府が出産を積極的に奨励し始めてからも、中国の出生数は減り続けている。

 未婚の女性が子どもを持つことに対する障害を減らす取り組みを開始している。京市といくつかの省も、現在は未婚女性が産休手当を受け取れるようにしている。それまでは、未婚の妊婦が手当を受け取るためにはまず結婚しなければならないという。この手当はおおむね産休中に得られなかった給与を埋め合わせる程度の額になる。

 出生率が大幅に上昇する公算は小さいが、人工妊娠中絶が減る可能性があるという。未婚の母親が既婚の母親と同等に扱われるわけではないと弁護士は指摘。また、依然として仕事上の差別に直面する可能性があるとのこと。健康上の理由がない限り、未婚女性が卵子を凍結することを禁じている。

 中国共産党は近年、家族の世話係としての女性の役割の重要性を強調。家庭内でより伝統的な役割を担うことを女性に促そうと努めている。

【元記事】人口減の中国、シングルマザーの出産障壁も減少

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